部門

心臓血管超音波検査

超音波検査(心臓、頸動脈、四肢血管)

超音波は人体に害がない領域の音波です。この超音波は、人の体を透過するので体内の構造をリアルタイムに把握することが可能であり、ドップラー効果(例えば、救急車がこちらに向かってくるときと、遠ざかっていくときに聞こえるサイレンの音は聞こえ方が違います。これをドップラー効果といいます。)による血流速の測定により、その測定部分の圧の情報を得ることができます。

この情報は、患者さんの治療に大変役に立つものです。そして何と言っても、超音波の最大の利点は"痛くない"ことです。超音波検査は無侵襲に何度も検査を繰り返すことが可能な優れた検査です。当検査室では、心臓や頚動脈、四肢の動脈や静脈などの超音波検査を行っており、心筋梗塞、弁膜症、心奇形、心不全等の心臓疾患や、脳梗塞や閉塞性動脈硬化症などの原因に成り得る動脈硬化、エコノミークラス症候群の原因の深部静脈血栓症、下肢静脈瘤等の診断に利用されます。