がん診療センター

がん薬物療法の一層の充実を図るため、2021年4月に外来化学療法センターとがんゲノムセンターを所管するがん診療センターを設置しました。

外来化学療法センター

外来化学療法センターとは

がんに対する薬物療法(化学療法といいます)は、さまざまな新規薬剤の登場により、治療成績が格段に向上しています。また、副作用や合併症を抑える薬も進歩し、必ずしも入院して治療を受ける必要はなく、多くの患者で通院による治療が可能となっています。外来化学療法センターは、ご自宅での生活を送りながら、安心して通院治療を受けていただくための専用の治療室です。

小牧市民病院では、2003(平成15)年に化学療法室として9床から稼働を始めました。年々外来での治療が可能な薬剤も増え、2007(平成19)年に15床へ増床し、年間6,000件の化学療法を行っています。

新病院では30床(リクライニングチェア15床、ベッド15床)に増床し、外来化学療法センターへ名称も変更となりました。
外来化学療法センターでは、センター長をはじめ、専任の看護師・薬剤師・事務が対応しています。また、がん化学療法看護認定看護師やがん専門薬剤師・がん薬物療法認定薬剤師などが在籍しており、スタッフ一同、連携を密にとりながら、専門性の高い、より良い治療を安全に提供できるよう取り組んでいます。

がんゲノムセンター

がんゲノム医療とは

ゲノムとは生物の持つすべての遺伝子の集合体のことです。近年、遺伝子解析技術の進歩により、がんの原因となる様々な遺伝子変異が次々と発見されるようになりました。患者さんのがんのゲノムの一部を調べることで、一人ひとりのがんの特徴がわかり、より効果のある治療薬を選択できる可能性があります。

当院のがんゲノム医療について

2020年1月に「がんゲノム医療連携病院」に指定され、がんゲノム医療中核拠点病院である名古屋大学医学部附属病院と連携しながら、保険診療で行う「がん遺伝子パネル検査」を実施する体制を整えています。なお、当院では、自由診療でのがんゲノム医療は実施しておりません。

検査の対象となる方

1.以下のいずれかの診断を受けたがん患者さん
 ● 標準治療がない、もしくは局所進行や転移が認められ標準治療が終了している(もしくは終了が見込まれる)固形がんの方
 ● 原発不明がん(がんの発生臓器がはっきりせず、転移病巣だけが大きくなったがん)の方
2.全身状態、臓器の機能などから、本検査実施後に検査結果をもとに、がん薬物療法が実施できると主治医が判断した方
3.遺伝子解析が可能な腫瘍組織検体を提出できる方
  (ホルマリン固定パラフィン包埋未染色標本、採取後3年以内のもの)

なお、上記を満たす方であっても、がんの種類によっては当院で対応できないこともありますので、事前に担当医もしくはがん相談支援センターにご確認ください。

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