診療科
整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科
外来担当医表
整形外科・午前の部
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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診察室23 |
山田 |
山田 | 溝口 | 舩橋 | 稲垣 |
診察室24 | 多和田 | 多和田 | 酒井 | 大野木 | 戸野 |
診察室25 | 河村 | 下田 | 河村 | 田口 | 末永 |
診察室26 | 末永 | 溝口 | 稲垣 | 下田 | 代務 |
診察室27 | 酒井 | 舩橋 | 大野木 | 戸野 | 田口 |
リハビリテーション科・午前の部
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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運動 | 室 |
室 |
室 |
室 |
室 |
心大血管 | 加納 | 今井 | 間宮 |
整形外科・午後の部
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
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診察室23 | 室 |
外来受診について
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診療科の特色
当科は常勤医師12名(うち整形外科専門医7名)および代務医師5名より成り、上肢、下肢、脊椎と広く運動器の疾患・外傷を治療対象としています。
上級専門医は特殊専門外来を担当し、専門性の高い治療を行っています。また、若手医師は整形外科一般を対象とし、日夜研鑽に励んでいます。
高度な医療を担う3次救急病院として、多発外傷をはじめ交通事故や労働災害による外傷患者を広く受け入れています。
教育および学会活動
当科は名古屋市立大学整形外科の教育病院として、医学生の学外実習を定期的に担当しています。また、学会活動にも力を入れており、日本整形外科学会などにおいて多数の研究発表を行っています。
専門外来についてリウマチ外来 関節リウマチの患者さんを対象としたリウマチ外来を毎週火曜日に行っています。適切な薬物療法を治療の中心とし、タイミングを逃さない手術療法を心掛けています。
生物学的製剤やJAK阻害薬など新しい治療薬も使用可能です。
呼吸器内科のご協力のもと適応のある患者に生物学的製剤やJAK阻害薬を導入しており、2022年の投与実人数は231人(生物学的製剤195人、JAK阻害薬36人)でした。
予約制であり、現在他院で治療中の方は紹介状を持参してください。また、リウマチ教室をCOVID-19流行のため2020年春以降中止していましたが、2023年秋に再開予定です。 小児整形外来 毎月2回、名古屋市立大学の代務医師による小児整形外科の専門外来を行っています。先天性股関節脱臼など小児特有の整形外科疾患を治療しています。予
約制であり、現在他院で治療中の方は紹介状を持参してください。
対象となる疾患と治療法
骨折治療一般 最先端の治療法を積極的に取り入れており、できる限り侵襲の少ない手術方法を選択しています。
高齢者の大腿骨頸部骨折の治療では、認知症などの合併症を予防する目的で、積極的な手術療法と術後早期のリハビリテーションを行っています。
また、大腿骨近位部骨折地域連携パスにより当院と回復期リハビリテーション病院や診療所が術後のリハビリテーションを連携して行っています。術後安定した患者さんにおいては早期転院を勧め、救急外傷の患者さんのためにベッドを確保するように努めています。
2022年度からは大腿骨近位部骨折後の二次骨折予防に取り組むため、高齢者にかかわる多職種がチームとなり二次骨折を予防する骨折リエゾンサービスを開始しました。地域の病院や診療所と連携し、入院から外来診療まで切れ目のない骨粗鬆症診療を行うことで二次骨折の予防に取り組んでいます。 変形性関節症・関節リウマチ 人工関節置換術を中心とした関節再建術を行っています。
2022年の人工骨頭を除く狭義の下肢大関節の人工関節手術症例は153例(股関節72例、膝関節81例)でした。その内、再置換術は6例であり、感染や人工関節周囲骨折症例が多かったです。
クリニカルパスを基に、術前検査、手術、リハビリテーションを行っており、入院期間は人工股関節置換術、人工膝関節置換術ともに2~3週間でした。
人工膝関節置換術においてはナビゲーションシステムを、人工股関節置換術においてはコンピューター3D術前計画ソフトを用いて、精度の高いコンピューター支援手術を行っています。
活動性の高い大腿骨頚部骨折患者さんでは人工骨頭ではなく人工股関節置換術を行っており、脱臼しやすい症例には外れにくい機種を選択しています。 脊椎手術 2022年の脊椎手術症例は182例でした。
頸椎では頚椎症性脊髄症に対する手術が最も多く、後方よりの除圧術が大多数を占めています。頚椎症性神経根症、頚椎椎間板ヘルニアなどにも手術を行っています。
腰椎では腰部脊柱管狭窄症手術がメインで、後方よりの除圧固定術が最も多いです。近
年脊椎外科では低侵襲手技の発展がめざましく、腰椎の前方固定も従来法より低侵襲で行うことが可能になり、当院でも低侵襲手技を導入しています。
さらに、腰椎椎間板ヘルニアに対しては顕微鏡での治療を、腰椎スクリュー固定では経皮的に挿入することも行っています。また、椎間板ヘルニアに対するコンドリアーゼ椎間板内注射療法も行っています。 手の外科手術 手の外科手術は314例であり、その内外傷が142例を占め、再接着術は4例行われていました。
橈骨遠位端関節内骨折に対する骨接合術において積極的に手関節鏡を導入し、より正確な整復固定を目指しています。末梢神経障害や変性疾患など多岐にわたる手の疾病に対して手術治療を行っています。 関節リウマチ 手足の変形矯正術や人工関節置換術など関節リウマチに対する手術は14例であり、近年の薬物療法の進歩とともに減少傾向です。
リウマチ外来 | 関節リウマチの患者さんを対象としたリウマチ外来を毎週火曜日に行っています。適切な薬物療法を治療の中心とし、タイミングを逃さない手術療法を心掛けています。 生物学的製剤やJAK阻害薬など新しい治療薬も使用可能です。 呼吸器内科のご協力のもと適応のある患者に生物学的製剤やJAK阻害薬を導入しており、2022年の投与実人数は231人(生物学的製剤195人、JAK阻害薬36人)でした。 予約制であり、現在他院で治療中の方は紹介状を持参してください。また、リウマチ教室をCOVID-19流行のため2020年春以降中止していましたが、2023年秋に再開予定です。 |
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小児整形外来 | 毎月2回、名古屋市立大学の代務医師による小児整形外科の専門外来を行っています。先天性股関節脱臼など小児特有の整形外科疾患を治療しています。予 約制であり、現在他院で治療中の方は紹介状を持参してください。 |
骨折治療一般 | 最先端の治療法を積極的に取り入れており、できる限り侵襲の少ない手術方法を選択しています。 高齢者の大腿骨頸部骨折の治療では、認知症などの合併症を予防する目的で、積極的な手術療法と術後早期のリハビリテーションを行っています。 また、大腿骨近位部骨折地域連携パスにより当院と回復期リハビリテーション病院や診療所が術後のリハビリテーションを連携して行っています。術後安定した患者さんにおいては早期転院を勧め、救急外傷の患者さんのためにベッドを確保するように努めています。 2022年度からは大腿骨近位部骨折後の二次骨折予防に取り組むため、高齢者にかかわる多職種がチームとなり二次骨折を予防する骨折リエゾンサービスを開始しました。地域の病院や診療所と連携し、入院から外来診療まで切れ目のない骨粗鬆症診療を行うことで二次骨折の予防に取り組んでいます。 |
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変形性関節症・関節リウマチ | 人工関節置換術を中心とした関節再建術を行っています。 2022年の人工骨頭を除く狭義の下肢大関節の人工関節手術症例は153例(股関節72例、膝関節81例)でした。その内、再置換術は6例であり、感染や人工関節周囲骨折症例が多かったです。 クリニカルパスを基に、術前検査、手術、リハビリテーションを行っており、入院期間は人工股関節置換術、人工膝関節置換術ともに2~3週間でした。 人工膝関節置換術においてはナビゲーションシステムを、人工股関節置換術においてはコンピューター3D術前計画ソフトを用いて、精度の高いコンピューター支援手術を行っています。 活動性の高い大腿骨頚部骨折患者さんでは人工骨頭ではなく人工股関節置換術を行っており、脱臼しやすい症例には外れにくい機種を選択しています。 |
脊椎手術 | 2022年の脊椎手術症例は182例でした。 頸椎では頚椎症性脊髄症に対する手術が最も多く、後方よりの除圧術が大多数を占めています。頚椎症性神経根症、頚椎椎間板ヘルニアなどにも手術を行っています。 腰椎では腰部脊柱管狭窄症手術がメインで、後方よりの除圧固定術が最も多いです。近 年脊椎外科では低侵襲手技の発展がめざましく、腰椎の前方固定も従来法より低侵襲で行うことが可能になり、当院でも低侵襲手技を導入しています。 さらに、腰椎椎間板ヘルニアに対しては顕微鏡での治療を、腰椎スクリュー固定では経皮的に挿入することも行っています。また、椎間板ヘルニアに対するコンドリアーゼ椎間板内注射療法も行っています。 |
手の外科手術 | 手の外科手術は314例であり、その内外傷が142例を占め、再接着術は4例行われていました。 橈骨遠位端関節内骨折に対する骨接合術において積極的に手関節鏡を導入し、より正確な整復固定を目指しています。末梢神経障害や変性疾患など多岐にわたる手の疾病に対して手術治療を行っています。 |
関節リウマチ | 手足の変形矯正術や人工関節置換術など関節リウマチに対する手術は14例であり、近年の薬物療法の進歩とともに減少傾向です。 |
動画 人工関節置換術の実際と最近の進歩

ナビゲーションシステム
クリニカルパス(治療行程計画)
クリニカルパスのうち、患者さん用パスは患者さんに不安なく治療を受けていただくことを目指した治療行程計画書です。
クリニカルパスについてはこちら
医療機関の方へ
当院は地域医療支援病院として、地域医療連携を推進し、地域全体で継続性のある医療提供ができるよう取り組んでおります。
地域医療連携についてはこちら
医師紹介
整形外科統括部長
山田 邦雄
- 専門領域
- 人工関節置換術を中心とした関節再建術、リウマチ
- 資格(専門医・認定医)
- 日本整形外科学会整形外科専門医
日本リウマチ学会リウマチ専門医・指導医
日本人工関節学会認定医
日本関節病学会認定医
リハビリテーション科部長
室 秀紀
- 専門領域
- 脊椎外科
- 資格(専門医・認定医)
- 日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
脊椎外科部長
戸野 祐二
- 専門領域
- 脊椎外科
- 資格(専門医・認定医)
- 日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科専門医
整形外科部長
舩橋 伸司
- 専門領域
- 手外科
- 資格(専門医・認定医)
- 日本整形外科学会整形外科専門医
日本手外科学会認定手外科専門医
整形外科部長
多和田 兼章
- 専門領域
- スポーツ、リウマチ、関節外科
- 資格(専門医・認定医)
- 日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会スポーツ医・リウマチ医
日本人工関節学会認定医
日本リウマチ学会リウマチ専門医
外傷整形外科部長
酒井 剛
- 専門領域
- 外傷
- 資格(専門医・認定医)
- 日本整形外科学会整形外科専門医
日本骨粗鬆症学会認定医
日本手外科学会認定手外科専門医
医長
大野木 宏洋
- 専門領域
- 手外科、マイクロサージャリー、スポーツ
- 資格(専門医・認定医)
- 日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会リウマチ医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
日本手外科学会認定手外科専門医
医長
田口 敦丈
- 専門領域
- 整形外科、脊椎・脊髄病
- 資格(専門医・認定医)
- 日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
医師
稲垣 壽晃
- 専門領域
- 整形外科一般
医師
下田 将康
- 専門領域
- 整形外科一般
医師
末永 聖悟
- 専門領域
- 整形外科一般
医師
河村 京佳
- 専門領域
- 整形外科一般
医師
溝口 雄大
- 専門領域
- 整形外科一般
非常勤医師
若林 健二郎
- 専門領域
- 小児整形外科
- 資格(専門医・認定医)
- 日本整形外科学会整形外科専門医
非常勤医師
岡本 秀貴
- 専門領域
- 手外科
マイクロサージャリー
スポーツ整形 - 資格(専門医・認定医)
- 日本整形外科学会整形外科専門医
日本手外科学会専門医
日本整形外科学会スポーツ医
非常勤医師
花木 俊太
- 専門領域
- 関節外科、整形外科一般
- 資格(専門医・認定医)
- 日本整形外科学会整形外科専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
非常勤医師
山本 乾人
- 専門領域
- 整形外科一般