診療科

糖尿病・内分泌内科

外来担当医表

午前の部

診察室18 吉田 吉田
診察室20 牛田 後藤 牛田 後藤 後藤

午後の部

診察室18 佐々木 落合 佐々木 落合

診療科の特色

糖尿病について

糖尿病は放置すると、知らない間に合併症が進行して、失明や透析、足壊疽などをきたしてしまうことがあります。実際にこのような病気を発症してしまった患者さんからは「話には聞いてはいましたが、わたし自身がこんな風になるとは正直、思ってもいなかったです。本当に、後悔後に立たずですね。」とお話しされることもあります。
一方、食事や運動や薬剤で良好な血糖管理ができていれば、合併症を十分に予防できることも示されています。しかしながら、食事、運動療法の管理には本人の意志と、家族や医療スタッフの支援が必要になります。そこで、当科では患者さんの価値観や社会状況を考慮して、その方その方に合った、実現可能な方法での生活習慣の工夫の提案を行うように努めております。また、栄養士や看護師、薬剤師・検査技師・理学療法士と協力して包括的に支援を行っています。

地域における役割:糖尿病サポートチームで、かかりつけ医との地域連携を推進

2018年度の外来の症例数は、1型糖尿病が110名であり、2型糖尿病が1285名であり、約1400人の糖尿病患者の診療にあたりました。一方、尾張北部医療圏の推定の糖尿病の患者数は3万5000人程度とされます。そのため、基幹病院の役割として、かかりつけ医からコントロール不良の糖尿病患者を紹介して頂き、当科で改善させた後に逆紹介をする、地域で連携した循環型の診療が不可欠となりますが、下記に示すように、当科ではその役割を十分に担っていることが確認されます。

紹介患者の血糖改善効果の大きな要因としては、糖尿病サポートチーム(看護局と栄養科、薬局、検査部、リハビリ科、医局の各部門のスタッフ27名で構成)での連携した取り組みが考えられます。2018年度の当科外来における栄養指導は745件にのぼり、かかりつけ医への逆紹介後も継続可能な食事療法の指導を行っております。一方、紹介患者の血糖管理には注射製剤の導入が必要となるケースが多くみられますが、入院に比較して患者の負担が少ない外来での自己注射の導入(看護局と薬局が担当)の件数においては、2018年度は50例であり、1週間に1例と積極的に実施していることが確認されました。さらに、2017年度より「自宅での24時間の血糖推移の見える化」が可能となるフラッシュグルコースモニタリングが保険適応となり、1型糖尿病などのインスリン依存状態である患者への、より専門性の高いマネジメントが可能となっておりますが、当科での累計導入数は56件となっております。なお、地域の糖尿病の患者教育の底上げを目標として、市民公開講座の「糖尿病とともに」を糖尿病サポートチームで年に3回開催しておりますが、累計の参加人数は114名でした。今後も基幹病院として、地域のかかりつけ医と連携し、糖尿病サポートチームで一丸となって尾張北部医療圏の糖尿病診療・予防医療の発展に尽力していきたいと考えております。

入院での加療について

外来での加療で効果が不十分な場合は入院での加療の相談をすることもあります。
およそ7-10日の入院期間で、HbA1cは10%から7%程度への改善が期待できます。

内分泌疾患について

生体は、視床下部、下垂体、甲状腺、副甲状腺、副腎といった内分泌腺から分泌されるホルモンにより体調を整えたり、成長やエネルギー代謝、尿量などの調整を行います。これらのホルモンのバランスが崩れる疾患を、機能検査(血液検査)や画像検査(CT・MRI・超音波・シンチグラム)で診断し治療を進めています。

対象となる疾患と治療法

視床下部下垂体疾患下垂体機能低下症、プロラクチノーマ、クッシング病、先端巨大症、SIADH、尿崩症など
甲状腺疾患バセドウ病、亜急性甲状腺炎、橋本病、甲状腺腫瘍など
副甲状腺疾患原発性副甲状腺機能亢進症、副甲状腺機能低下症など
副腎疾患原発性アルドステロン症、クッシング症候群、褐色細胞腫など
消化器内分泌疾患インスリノーマ、ガストリノーマ、グルカゴノーマなど

内分泌疾患の早期診断のための機能検査やシンチグラフィーを実施

多くの内分泌疾患は診断のために必要な機能検査やシンチグラフィーの2018年度の実施件数は下記のとおりです。ほとんどが外来で実施されています。
なお、一宮市民病院や陶生病院からはオクトレオチドシンチグラフィーの実施についての紹介患者の受け入れを、春日井市のかかりつけ医からはバセドウ病に対しての放射線同位元素内容療法の受け入れも行っております。

各種機能検査   合計 439件

1mg デキサメタゾン試験124件
カプトプリル試験120件
立位フロセミド試験41件
経口食塩負荷試験20件
CRH試験54件
ACTH試験19件
LH-RH試験30件
TRH試験31件

各種シンチグラフィー 合計 87件

放射線同位元素内用療 (バセドウ病や自律性甲状腺腫瘍に対して) 4件

副腎静脈サンプリング 12件

当院における年度別の内分泌疾患の新規診断症例数

肥満は手術で治る可能性があります。

古くから肥満は万病のもととされています。
小牧市民病院では、全国に先駆けて手術による肥満治療の取組を始めました。

医師紹介

医長

落合 啓史

専門領域
糖尿病・内分泌内科一般
資格(専門医・認定医)
日本糖尿病学会指導医・専門医
日本内分泌学会専門医

日本内科学会認定内科医
医師

佐々木 智之

専門領域
糖尿病・内分泌内科一般
医師

吉田 武之輔

専門領域
糖尿病内分泌内科一般
非常勤医師

後藤 恵

専門領域
糖尿病・内分泌内科一般
資格(専門医・認定医)
日本内科学会認定内科医
非常勤医師

牛田 美帆

専門領域
糖尿病・内分泌内科一般
資格(専門医・認定医)
日本糖尿病学会専門医
日本内分泌学会専門医
総合内科部長

森 雅也

専門領域
糖代謝異常
資格(専門医・認定医)
日本内科学会指導医

日本内科学会認定内科医

新臨床研修指導医制度養成講習会修了