次のとおり懲戒処分を行いましたので、公表します。

市民病院医務局医師の看護師に対するパワーハラスメント行為

(1)処分に至った概要

当該医師は、看護師の業務手順の誤りに対して怒鳴ったり、「お前は馬鹿か」「やる気あるの?」と人格を否定する発言や挨拶を無視するなど、高圧的な言動を繰り返しており、複数の看護師から精神的苦痛などの被害について訴えがあった。さらに所属長の指導後も言動に改善が見られず、看護師が疲弊し職場環境に悪影響を及ぼした。これらの行為はパワーハラスメントに該当する。

当該行為は信用失墜行為を禁止する地方公務員法第33条に反しており法令違反に該当するため、懲戒処分とした。

(2)処分の対象及び処分の程度
(a)本人
医務局医師 31歳 減給10分の1 1か月

(b)管理監督者
医務局部長医師 61歳 訓告

(3)処分発令日
令和7年12月17日

当院はこれまでもハラスメント防止に関する教育や研修など、ハラスメントのない職場づくりに取り組んできましたが、このような事案が発生したことは誠に遺憾であります。職員が安心して働ける職場環境を整えるため、引き続き再発防止に取り組んでまいります。