初期臨床研修プログラム 初期臨床研修プログラム

臨床研修理念に
ついて

「恕の心」を持って、謙虚、
感謝の念を忘れずに、
プライマリ・ケアの診療が出来る
医療人を育成します。

平成25年9月24日制定 平成26年7月14日一部改訂

臨床研修の
基本方針

  1. 1. 医療の本質の「仁」と「尽」を理解し、人格のかん養に努め、患者・家族中心の医療を実践します。
  2. 2. チーム医療の重要性を理解し、他者からの意見を真摯に受け入れた医療を実践します。
  3. 3. 常に最先端の医学的知識の習得を心掛け、最善の医療の提供に努めます。
  4. 4. 地域医療に参画し、全人的医療を実践します。

プログラム名称

小牧市民病院初期臨床研修プログラム(以下プログラムと略す)

プログラムの特徴

当院は、尾張北部医療圏における急性期医療の基幹病院としての役割を果たしているDPC特定病院群の総合病院である。救命救急センター、地域中核災害拠点病院、がん診療連携拠点病院の指定を受けており、平成24年5月には緩和ケア病棟も併設している。
臨床研修指定病院、日本医療機能評価機構認定病院、日本救急医学会認定施設であり、救急車の搬送数も年間約8000例と多く、初期研修医がファーストタッチで経験できる症例数は豊富である。

地域医師会との病診連携を推進しており、紹介率は60%、逆紹介率も90%を越えて、地域医療支援病院を取得している。
また、平成28年1月26日にNPO法人卒後臨床研修評価機構による第三者評価を初受審し、認定基準に達成していると認められ、平成28年3月1日付けで認定期間4年の認定を受け、その後、認定期間中の更新書面調査を受審し、再認定を受けた。

研修は2年間の総合診療方式で、特に救急医療に重点を置いている。(1年次、2年次ともに、1ヶ月間の救急科を必須としている)救急外来での指導は、常勤の救急科医1名、名古屋大学の救急・集中治療医、および各科の指導医が担当している。

1年目に救急科、脳神経外科、整形外科、小児科、緩和ケア科を必須科として、救急医療が不安なく対処でき、ターミナルケアを経験することで全人的な医療が早期に体得できるようにしている。また、病理・検査部門のローテーションも必修とし、不十分になりがちな検査方法の習得を学習が可能。更に、1年目から選択科を設定することにより、研修早期から将来進む進路科への展望を得える機会を設けている。

関連大学の各医局とは緊密な連携関係にあり、本プログラム終了後に受ける卒後専門教育と一貫性を持つよう構成されている。

プログラムの目標

研修の目標は、医師としての人格を涵養し、将来専門とする分野にかかわらず、医学・医療への社会的ニーズを認識しながら、基本的価値観(プロフェッショナリズム)とプライマリ・ケアに即応できる基本的臨床診察能力を習得し、最善の医療の提供ができるようになることである。

さらにチーム医療の重要性を理解し、疾病と関わる社会的因子への洞察力を養うことである。

ローテーション研修

1年次研修:必須+選択10週間

オリエンテーション2W、内科12W、麻酔科4W、救急科4W、緩和ケア科2W、検査科2W、小児科4W、外科4W、脳神経外科4W、整形外科4W、選択10W

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2年次研修:必須+選択20週間

内科12W、麻酔科4W、救急科4W、産婦人科4W、地域医療4W、精神科4W、選択科20W

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徹底した基礎+自由選択

2年間で、省令に定める「必修科目」の内科、救急部門、地域医療、外科、麻酔科、小児科、産婦人科、精神科の全部を必修として経験します。
また、2020年度からは自由選択期間が30週と長くなり、28の診療科から選択できるため、専攻を希望する診療科でじっくり研鑽を積むことも、関連診療科で学ぶことも、自分のキャリアに合わせて選択することができます。

救命救急センターで経験する豊富な症例

1年次4月より救命救急センターでファーストタッチを経験していただきます。ただ、すぐに全てを任せるわけではありませんので、ご安心ください。
最初は1年上の2年次の研修医について学んでいただき、少しずつ一人でできることを増やしていきます。2年後には救命救急医療が不安なく対処できるようになっています。

全人的医療の実践

当院には緩和ケア病棟があり、研修医がターミナル・ケアを経験することができます。また、病理部門・検査も必修とし、各科ローテーション中では不十分になりがちな検査の実施方法の習得、超音波診断の実践方法を集中して学習し、診断能力向上を図ります。
また、地域の協力医療機関にて精神科や地域医療も実践的に学ぶことができます。

協力型臨床研修病院・臨床研修協力施設

精神科

  1. 1.

    東尾張病院(協力型臨床研修病院) 病床数:233床、診療科:精神科、神経科、内科、歯科

  2. 2.

    東春病院(臨床研修協力施設) 病床数:297床、診療科:精神科、内科、歯科

  3. 3.

    もりやま総合心療病院(協力型臨床研修病院)病床数:490床、診療科:精神科、神経科、心療内科

地域医療

  1. 1.

    岩倉病院(臨床研修協力施設)
    病床数:141床(一般病床60床、回復期リハビリテーション病床60床/療養病床21床)、診療科:外科、内科、脳神経外科、整形外科、胃腸科、循環器科、リハビリテーション科、肛門科、麻酔科

  2. 2.

    白山リハビリテーション病院(臨床研修協力施設) 病床数:84床、診療科:リハビリテーション科、内科

  3. 3.

    サンエイクリニック(臨床研修協力施設) 病床数:0床、診療科:内科

先輩Aさんのスケジュール(臨床研修制度改正前のプログラム)

1年次

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2年次

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先輩Aさんのメッセージ

ジェネラルな医師になるために
必要な期間

将来は循環器内科に進む予定です。心臓のスペシャリストである前に、ジェネラルな医師となることを目的に2年次の選択期間を使うことに決めました。耳鼻いんこう科、眼科は3年目以降に救急で診療するためにも、後輩を指導するためにも必要と考えます。排尿管理の勉強として泌尿器科も選択しました。小児科は1年次にも経験しましたが、2年次では救急外来から病棟へのつながりが理解できました。
2年次の選択期間に、将来の専門領域を中心にまわることも可能ですが、当院では3年目以降も救急外来を担当することを考えて、さまざまな疾患を経験できるような選択をする医師が多いように思います。

その他教育に
関する行事

  1. 1. 基本的臨床能力評価試験(全員参加)
  2. 2. 研修医教育講座(週1回程度)
  3. 3. 医局会主催による各科輪番制の症例検討会
  4. 4. ローテーション各科の症例検討会、抄読会、カンファレンスなど
  5. 5. 化学療法委員会のキャンサーボード
  6. 6. 緩和ケア研修会
  7. 7. 病院全職員を対象とした全体講演会・各種委員会の勉強会
  8. 8. 病院全職種による院内学術集会(年1回程度)
  9. 9. 救急救命士とのICLS研修(年3回程度)
  10. 10. 救急症例検討会(CPA症例も含む)
  11. 11. 臨床病理検討会(CPC):全員必ず症例を担当し、発表する。
  12. 12. 各診療科指導医のレクチャー

専攻医(後期臨床研修) 専攻医(後期臨床研修)

当院が基幹施設として研修実施・
専攻医を募集するプログラム

診療科 プログラム 連携施設
内科

小牧市民病院内科専門研修プログラム

春日井市民病院、東海中央病院、東濃厚生病院、名城病院、公立陶生病院、名古屋大学、藤田医科大学
外科

小牧市民病院外科研修プログラム

公立陶生病院、名古屋記念病院、名古屋大学、岡崎市民病院、東濃厚生病院、江南厚生病院、西尾市民病院
診療科 内科
プログラム

小牧市民病院内科専門研修プログラム

連携施設 春日井市民病院、東海中央病院、東濃厚生病院、名城病院、公立陶生病院、名古屋大学、藤田医科大学
診療科 外科
プログラム

小牧市民病院内科専門研修プログラム

連携施設 公立陶生病院、名古屋記念病院、名古屋大学、岡崎市民病院、東濃厚生病院、江南厚生病院、西尾市民病院

当院が連携施設として研修実施・
専攻医を募集するプログラム

診療科 基幹施設
小児科 名古屋市立大学
産婦人科 名古屋大学
泌尿器科 名古屋大学
脳神経外科 名古屋大学
整形外科 名古屋市立大学
形成外科 名古屋大学
耳鼻いんこう科 名古屋大学
リハビリ
テーション科
名古屋大学、名古屋市立大学
診療科 基幹施設
放射線科 名古屋大学
皮膚科 名古屋大学、中京病院
精神科 名古屋大学
救急科 名古屋大学、産業医科大学
麻酔科 名古屋大学
眼科 名古屋大学
病理診断科 岐阜大学、名古屋第一赤十字病院
診療科 基幹施設
小児科 名古屋市立大学
産婦人科 名古屋大学
泌尿器科 名古屋大学
脳神経外科 名古屋大学
整形外科 名古屋市立大学
形成外科 名古屋大学
耳鼻いんこう科 名古屋大学
リハビリ
テーション科
名古屋大学、名古屋市立大学
放射線科 名古屋大学
皮膚科 名古屋大学、中京病院
精神科 名古屋大学
救急科 名古屋大学、産業医科大学
麻酔科 名古屋大学
眼科 名古屋大学
病理診断科 岐阜大学、名古屋第一赤十字病院

歯科臨床研究 歯科臨床研究

プログラム名称

小牧市民病院歯科医師研修プログラム

プログラム責任者

歯科口腔外科部長  山家 誠

病院

小牧市民病院では、年間を通して病院見学を随時受け付けております。
年間8,000台を超える救急車を受け入れ、大病院とほぼ同等の症例数があり、最先端の医療を垣間見ることができます。
また、先輩研修医から直接話を聞くこともできますので、是非病院見学にお越しください。