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整形外科・リハビリテーション科

科の特徴

 当科は常勤医師11名(うち整形外科専門医6名)および代務医師1名より成り、上肢、下肢、脊椎と広く運動器の疾患・外傷を治療対象としています。専門医は特殊専門外来を担当し、専門性の高い治療を行っています。また、若手医師は整形外科一般を対象とし、日夜研鑽に励んでいます。高度な医療を担う3次救急病院として、多発外傷をはじめ交通事故や労働災害による外傷患者を広く受け入れています。

対象疾患など

 骨折の治療一般においては、最先端の治療法を積極的に取り入れており、できる限り侵襲の少ない手術方法を選択しています。最小侵襲手技による骨接合術は、骨折部を展開しないので骨癒合に有利であり、傷が小さく美容上優れているという利点があります。

高齢者の大腿骨頸部骨折の治療では、認知症などの合併症を予防する目的で、積極的な手術療法と術後早期のリハビリテーションを行っています。地域連携パスにより当院と他の病院や診療所が術後リハビリテーションを連携して行い、救急外傷の患者さんのためにベッドを確保するように努めています。

ナビゲーションシステム
ナビゲーションシステム

 また、変形性関節症や関節リウマチに対して、 人工関節置換術を中心とした関節再建術を行って います。2010年の人工骨頭を除く狭義の人工関節 手術症例は114例(股関節55例、膝関節59例) でした。クリニカルパスを基に、術前検査、手術、 リハビリテーションを行っており、入院期間は人 工股関節置換術、人工膝関節置換術ともに約3週
間です。人工膝関節置換術においてはナビゲー ションシステムを使用して精度の高い手術を行っ ており、良好な長期成績が期待されます。一部の 人工関節手術には低侵襲手技を用いていますが、 いたずらに皮膚切開を小さくすることなく確実な 手術をめざしています。
2010年の脊椎手術症例は、ハローベスト装着5例を含み150例でした。頚椎椎間板ヘルニア、頸椎症性脊髄症、環軸椎亜脱臼、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、転移性脊椎腫瘍等に対する手術を行っています。コンピューター支援手術や顕微鏡下手術が増えており、特に頚椎の固定術では、脊椎ナビゲーションシステムや術中CTを併用することでより安全に手術が行えるようになりました。

 手の外科手術も症例が増えており、2010年は200例でした。外傷だけでなく関節リウマチの変形や腱断裂に対しても積極的に手術を行っています。
悪性新生物に対する治療の対応状況はこちらをご覧ください。

 

2010年手術実績

全手術症例:1280例  (全身麻酔608例、その他672例)

1.関節外科:215

人工関節置換術:151 股:92(うち人工骨頭:37)、膝:59
関節鏡:37   膝:27、肩8、股1
その他:27  

2.骨軟部外傷(手、脊椎を除く):472

上肢―鎖骨 骨折・脱臼:141
骨盤―下肢 骨折・脱臼:286
軟部損傷:43 
偽関節手術:2

3.手の外科:200

外傷:128
関節リウマチ:11
腫瘍:8
その他:53

4.脊椎外科:150

頚:63
胸:11
腰:76

5.腫瘍(手、脊椎を除く):15

6.末梢神経:21
7.切断術:19
8.抜釘術:144
9.デブリードマン:44 

専門外来(リウマチ外来)について

 関節リウマチの患者さんを対象としたリウマチ外来を毎週火曜日に行っています。適切な薬物療法を治療の中心とし、タイミングを逃さない手術療法を心掛けています。生物学的製剤など新しい治療薬も使用可能です。予約制であり、現在他院で治療中の方は是非紹介状を持参してください。また、年2回春と秋にリウマチ教室を開催しています。患者さんが最も知りたい薬や手術の話、日常生活のヒントなど、毎回話題を替えて行っています。興味のある方は当ホームページの病院からのお知らせをご参照ください

小牧市民病院

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